事業概要

大館バイオでは、木材を使った発電を行っています。

木材を細かなチップに加工することで、燃焼時の効率を最大限に高める技術を導入しています。木材発電は、化石燃料に比べて環境への影響が少なく、CO2の排出量を減少させることができるため、地球温暖化の緩和に貢献します。
さらに、当工場での加工を通じて、資源を効率的に利用しやすい形にすることで、取引先の業務効率化にも貢献しています。業者間での効率的なやり取りにより、エネルギーのロスを最小限に抑え、環境負荷の低減に努めています。

カーボンオフセット

カーボンオフセットとは、私たちが日常生活やビジネス活動を通じて排出している二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスを、他の場所で削減または吸収することで相殺し、地球全体の温暖化防止に貢献する仕組みのことを指します。例えば、飛行機での移動や自動車の運転、工場の稼働などでCO2を排出してしまうことがありますが、その排出量を相殺するために、植林活動を支援したり、再生可能エネルギーのプロジェクトに投資したりします。
こうして私たち一人ひとりや企業がカーボンオフセットに参加することで、地球温暖化の進行を少しでも食い止めることが期待されています。

化石燃料を使わない発電の流れ

Step 01

間伐材を含め、燃料となる木材を乾燥させます。

Step 02

発電は燃焼効率を最大限に引きだすため、細かなチップに加工します。

Step 03

木材を破砕し、大きさごとにふるいにかけ、木の皮は燃焼効率を妨げる為、不要な皮とチップに分別します。
発電に要しない皮粉は燃料として他社に販売します。

Step 04

チップの状態で乾燥します。

Step 05

発電用燃料投入口に乾燥したチップを投入。

Step 06

発電機で燃焼し、24時間休みなしで発電します。

Step 07

電力会社を経由し、各ご家庭や事業所に供給されます。